母といえば母親
母という言葉を聞いて、最初に思い浮かべるのは「母親」という人がおそらく大多数ですよね。
私の中での「母」または「母親」についてのイメージは、「親」という感覚でした。
当たり前かと思いますが、自分の一番身近にいる「母」のイメージです。
自分が子供のころは、それは「親」で、産んでくれた人、育ててくれている人、安心できる存在でした。
でも成長するにつれて、どんどんその存在が煩わしくなっていきましたがw、
それはそれぞれの親子の関係によって違うのかもしれません。
私が子供の頃の時代は、父親は外で働いて夜遅く帰ってくる人、
母親はご飯を作ってくれたり洗濯をしてくれたり身の回りの世話をしてくれる人、
今思えばそういう感覚もどこかで持っていたかもしれません。
私の母は、とても感情的で優しいと同時に恐いし手をあげる人でしたが、
子供の私は母が大好きでした💓
子供にとって母親は、父親とは違う特別なつながりがあるように感じます。
それは、一度は母親の体の一部であったがゆえなのかもしれませんね✨
母になって感じたこと
私には38歳の時に産んだ子供が1人います。
その子が産まれた瞬間に、私は母親になった気がしました。
看護師さんが産まれたてのわが子を力を使い果たした私の胸に初めて乗せてくれたとき、
その温かさと、言葉では表現できない、しいて言うなら「愛」の感覚を感じたんです。
そして、大きな感謝の気持ちと、「この子のためなら・・」という強い気持ちを
感じました。
実は、子供を身ごもる前までの私は、「いつ死んでも構わない」というフワッとした絶望感?w
みたいなものがありました。
でも、子供が出来てから生きる希望が湧いてきましたし、産まれた瞬間、
「この子が一人前になるまで死ねない」って思いました。
私がこの子を守らなければ、と思ったと同時に物凄い恐怖感が湧き上がってきました。
産まれてきてくれたことに歓喜しているはずなのに、同時にもしこの子に何かあったらどうしようという大きな心配も湧いてきました。
母子同室だったのですが、しょっちゅう生きているかどうかベビーコットの中を確認していましたw
当たり前ですが、母親になるのは初めてだったので、育児書は読んでいましたが
実際の育児となると右も左もわからず、、それでも年の功でなんとかかんとか。。
ここでは端折りますが、訳あって子供がまだ7~8か月の頃にシングルマザーになりました。
そこからは、さらに「私が守らなければ・・」という思いが強くなったと思います。
1人前になるまでちゃんと育てなくては、お父さんのいない子にしてしまったのは私だから、本当に申し訳ない、とそんな気持ちでした。。
母というもの
時は流れて、、私はあるきっかけで心の内側のことについて学び始め、周りから「お母さん的な存在」と言われるようになりました。
心が成長していなかった私は、当時はその言葉が受け入れられず、大人が言うその言葉は自「ばばぁ」って言っているように感じていましたww
そこからまた時が流れ、、
私の心が成長して、「お母さん」的な存在ということが「ばばぁ」ではなく、
「母」という捉え方になりました✨^^
ここでいう「母」とは、誰からの親という意味ではなく、
「母という存在」というかエネルギー的な感覚なのかもしれないなと思っています。
心配だからと守ろうとしたりせず、
母親らしいことをしようと思ったりもせず、
こうあるべきということを押し付けず、
こうなってほしいとも願わず、
ただそのままを受け入れて、応援しながら成長を見守るというスタンス。。
それが「母」なのかなと今では感じています💓
そして、これは「母親」にも通じるのだと思います✨
「母親」として、母のエネルギーを思い出してみると、実際の子育ても全く違ったものになっていくのではないでしょうか🌈
実際、私自身の子育て、というか子供に対する感覚はずいぶん違うものになりました^^
自分のせいだとか、罪悪感で自分を責めることは全くなくなりました✨
すべての女性には「母」がある
そんな「母」というエネルギーは、
子供を産んだ産まないにかかわらず、全ての女性の中に存在するものだと感じています✨
その母の愛のエネルギーを自分自身にも注ぐことで、人生の進み方や生き方そのものが変わっていくのではないかなと思います💓
既存の概念の「母(母親)」ではなく、自分の中の「母」のエネルギーを感じてみてください♪
「お母さん的な存在」と言っていただけることに、今では恐縮していますがw、
【みんなのお母さん】として、人の心の成長を応援し見守っていきたいと思っています💓
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