頭ではなく心で感じた自然
先日、隠岐の島に天界のミッションのために行ってきました。
隠岐の島ミッションのルポ
あっという間の3日間でした! 先日もお伝えしましたが、今回、最終的に総勢11名で2泊3日のミッションの旅へ行ってきました。 ミッションの場所は、「隠岐の島」。 ずっと1人で隠岐の島の浄化をしてきたSさん。最後の2か所は現地に行かなければなら...
梅雨も明け、陽ざしが照りつけるとても暑い中、いろいろな場所を回りました。
私は、日焼けも虫も苦手だし、熱中症も予防するため、なるべく対策をとっていました。
頭を守るために帽子をかぶり、目を守るためにサングラスをかけ、
肌を守るために場所によっては日傘をさしたりしていました。
けれど、それは、自然の中では「不自然なこと」でした。
ルナさんがそれを感じ取って私に伝えてくれました。
なるほど、この島では魚も虫も動物もみんな自然のまま生きているんだ。
その自然の「清らかさ」を私も感じたいと思いました。
すると、無性に地面に寝っ転がりたくなったので、そこに生えていた大きな木の根を
お借りして、頭を乗せて仰向けに寝っ転がってみました。
目をつむり、ゆっくり小さく深呼吸を繰り返し、手のひらで土を握り、
地面を感じ、風を感じ、森の音を聞いて、においを嗅ぎ、
虫たちが腕に這い上がってくるのを感じました。
私は虫が大嫌いでした。
でも、その時、私はそこにあった木の根のように蟻が腕を這っていても動きませんでした。
もし、噛まれたとしてもいい、かまわない、そう思って寝っ転がり続けました。
けれど、蟻やクモたちは私を噛みませんでした。
ただ、くすぐったいだけで全く嫌な気持ちはありませんでした。
あとで思ったことですが、私はあの時「自然の一部だった」と思うんです。
だから、虫は私を木の根と同じようにしか認識していなかったのかなと。。
自然と一体化したような、あの感覚を私はずっと覚えていようと思います。
人間も自然の一部だ、ということを体感した出来事でした。