自分を他人と比較する理由
やっかいな闇の1つに、「他人と自分を比べてしまう」というものがあります。
私も小さいころから自分と周りの人を比較して生きてきたように思います。
最初の比較対象は、姉でした。
ある日、まだ私は3歳になるかならないかだったと思いますが、
母親が姉にここでは書けないようなお仕置きをしているのを目撃しました。
その時、私は震えあがって自分はあんな目に合いたくないと強烈に思いました。
それからは、母親が姉に叱ることを小さいなりにやらないように気を付けていたと思います。
母親に褒めてもらうことがうれしくて、褒めてもらっていれば叱られないとも考えていたのかもしれません。
幼稚園に入ってからは、お友達と自分を比べては上に立とうとしていたと思います。
上に立っていれば安心だと思っていたような感覚がありますし、上に立つことで快感も得ていたように思います。
自分がやりたいこと、というよりも周りから良く思われるだろうことをやっていたような気もします。
私の場合、自分と他人を比較する理由は、「他人よりも上に立ちたい」という闇が根底にあったのだと感じました。
比べる理由は人によって違うと思います。
自己否定をしていたい人は、「他人と比べて自分はダメだと思っていたい」とか、
または、他人と比べることで「自分はまだマシ」と思いたい人とか。
いずれにしても、他人と比べることで自分を保とうとしているというか、
自分だけで存在することがしにくいから、比べずにいられないというところもあるのかなと思います。
でも、そうやって生きていると、いつまでもしんどい状態が続くと思います。
都度、誰かと比べては落ち込んだり、悲しんだり、嫉妬したり、心を闇に持っていかれることが繰り返されるんですから。。
いったい、どうすれば人と比べることなく生きていけるのでしょうか?
自分を確立することで人と比べる必要がなくなる
個人的に思ったのは、
自分というものを自分の中で確立できていないから人と比べてしまうのかなということです。
自分のことがわからない、自分のやりたいことが見つからない、という人が他人と比べてしまうことが多いような気がします。
今まで生きてきた中で、どんな時に他人と比べてしまっていたかを検証してみるといいのではないかと思います。
自分のことを知る、見つける、思い出す、ということをやって、
本当に自分のやりたいことをやっていくことで、他人と比べる必要もなくなってくるのかなと思います。
他人と比べることで、自分が委縮したり、ネガティブな気持ちになったり、
また反対に人を見下したり、優越感を味わおうとしたり、、
それらは本当に自分がやりたいことなのか?
きっとみんな違うはずです。
自分のやりたいことに集中して他人のことなんて気にしてられない、
くらいになればいいのかもしれませんね☆
「みんな違ってみんないい」
いい言葉だなと思っていたけれど、改めてその通りだなと思います^^
みんな違うんですから、誰かと自分を比べる必要なんて本当にないですね☆