私たち人間は、生まれたときはみんな潜在意識のみの状態だったのではないかと思います。
そして、成長するにしたがってこの次元で生きていくために必要となる防衛方法(防具)を身につけていく。
それと同時に表層意識が生まれ育っていくのではないかと思います。
潜在意識と表層意識が同時に自分の中にある状態で、そのあとどのようになっていくのでしょう?
今日は、最近、親として感じていることを書いてみたいと思います。。
親が与える影響
これから書いていくことは、あくまで私の見解です。。
潜在意識と表層意識の両方の意識をもつ私たちですが、成長する過程でどんどん表層意識の方が強く大きくなっていきます。
それは、この次元で、この社会で生きていくためには、人間社会のルールを知り、合わせていく必要があるからです。
ただ、このとき、必要以上に防具を身につけてしまうことが多々あります。
表層意識の成長に1番大きく影響を与えているのが「親」という存在です。1番最初、子どもはその親の姿を見て、まずは「真似る」ことから始めるのです。
幼い子どもが親から「ばい菌がいるから、触ったらすぐに手を洗おうね」と言われて、
「いやいや、こんなん平気やって。雑菌には慣れておかなあかんしな。」なーんて言い返さないですよね(笑)
何度もそうやって言われているうちに、【手が汚れる→ばい菌→気持ち悪い!】ってなっていったりするんですよねー。^^; 私自身も一時期、ちょっと潔癖チックになっていました。
今のはちょっとした1例ですが、親の一言、親の行動って、本当に恐ろしいほど子どもの成長過程に影響を与えます。
もちろん、親から学んだことでこの社会でうまく生きていけるという良い面もたくさんあります。
そのころ、潜在意識は・・・
表層意識がグングンと大きくなっていく一方で、潜在意識はどんな感じなんでしょう?
<潜在意識の声>
幼い頃:「うんうん、そうだね、ちゃんと1人で出来るようになってきたねー」
↓
子どもの頃:「うーん、もうちょっと遊びたいけどなー。。」
↓
思春期:「本当は、こんなことしたくないよ。どうして、したくないって言わないの?」
↓
社会人:「つらいよー。しんどいよー。気づいてー!」
表層意識が大きくなりすぎると、こんな感じで潜在意識は置いてけぼりになってしまうのもしれません。^^;
傷ついてインナーチャイルドが生まれたり、シャッターを下ろすようにブロックを作ってしまったり、表層意識が気付かないうちに、潜在意識とかけ離れていってしまう。。
その結果
親が常識やら社会のルールやら世間体やらという名の防具を、どんどん装着させていくことで
表層意識と潜在意識のバランスは大きく崩れてしまいます。
その結果、例えば私の潜在意識は、、ゴッテゴテのガッチガチになって、その重さで下に沈んでいってしまったのかもしれないなぁと、今になって思います。
そして、ペンデュラムを習ってから、初めて対面?した潜在意識は、とってもさびしそうで、素っ気なくて、どこか諦めているようなそんな雰囲気で。。
そのあと、ペンデュラムを毎日振って、潜在意識に話しかけて、やりたそうなことをやって行ったり、インナーチャイルドを癒やしたり、ブロックを解除したり、いろいろなことをしました。
どんどんよい状態になってきている。。そんな風に出ていても、しばらく経つと、またブロックや過去のカルマなど、書き換えが必要な問題などが出てきました。
その度に、解決をして、でも、またしばらく経つと違う問題が出てきて・・・と次から次に出てくる出てくる!^^;
潜在意識を本来の状態に戻すことは、本当に大変なことなんだと痛感しました。
親として思うこと
そして、今、私は親として考えています。
どうすれば、どのようにバランスをとれば、社会生活をスムーズに送りながら、潜在意識と仲良しでいてもらえるだろう。
薄くて軽くて、しかも丈夫な、そんな魔法のような防具はないのだろうか。
この子に、親として、どんなアドバイスがしてあげられるだろう。
思春期にさしかかった子どもを目の前に、試行錯誤の毎日です。
バランスを大切にしながら、スピリチュアル的な考え方を子供の目線で、わかりやすい例をあげながら、少しずつ、少しずつ、話をしています。
気になったら、その都度、向き合って話をしていくことが大切かなと思っています。^^
自分自身がいろいろあったからこそ、子どもにはこじらせる前に、ゴッテゴテになる前に、
シンプルによい選択をしていけるようになってほしいなと感じています♪