遠い昔、学生のころ演劇をやっていた時期がありました。
舞台でお芝居をする時に、常に考えていたことの1つに自分の演技だけでなく、
観客席からどう見えるかということがありました。
舞台に立ちながら、観客の目で自分を見るイメージです。
そうすることで、立ち位置や自分の動き方が、自然とよくわかるのでした。
人はどうしても、自分の目線から物事を見て判断してしまうものですが、それをちょっと
変えるだけでいろいろと変化が起こるような気がします。
選択肢は必ずある
辛い状況にいる人とこのような会話をすることがあります。
○○なので大変だ。本当に辛い。でもどうしようもないし。
それは辛いね。。では、○○してみたらどう?
いやぁ、それだと○○だからねー。
そっかぁ。じゃぁ、○○は?
それは、無理でしょー。
まずは、やってみもいいんじゃない?
そうだなー。。
ご本人は、本当に「どうしようもない。他に道はない。」と思っているんです。
けれど、他人から見れば、「そんなにつらいなら別の道を行ってもいいのに。」と思うことがあります。
上の会話の例では、2つの選択肢がみつかっていますよね?笑
選択肢は必ずあります。でも、選べない、または選ばないだけなんですよね。^^;
視点を切り替えるコツ
では、どのようにすれば、見方を変えることができるのでしょう?
いくつかコツをあげてみますね♪
- 走っているあなたを後ろから撮影している映像を、頭上高くにあるドローンからの映像に切り替えるイメージ
- よくある店内マップの現在地を確認するイメージ
- 鳥になって大空から自分を見るイメージ
- 透明の箱の中に作った蟻塚を横からみるイメージ
- どアップのカメラ画像から、ずーーーーーっと引いていくイメージ
もう十分ですよね?^^;
つまり、小さなポイントではなく、もっと大きな範囲で捉えることが大切だと思います。
客観的に、自分の今ある状況を見つめるようにし、そして、どういう選択肢があるかを考える。
それが出来れば、きっと問題解決の糸口が見えてくるはずです。
相談するだけで「あ、そうか!」
とはいえ、自分ではなかなか客観的な視点になれない人もいると思います。
そんな時は、1人で考え込んでいないで、人に相談することもやってみて欲しいと思うんです。
人に話をしている自分の声を自分の耳で聞くことで、「あ、そうか!」と突然答えが出たりすることありませんか?(笑)
つまり、それは客観的に自分の話を聞いたのと同じなんですよね。
視点を変えるだけで、ヒントや答えが見つかることがあります。
慣れてくると、きっとスッと自然に視点を変えて行動することが出来るのだと思います。
自分が出来るイメージでかまいませんので、やってみてくださいねー♪